第1工程 穿孔
MF-1ドリル[ハイブリッド仕様]
穿孔品質、環境配慮、省エネのすべてを満たす、最新の穿孔システム
MF-1ドリル[ハイブリッド仕様]の特徴は、穿孔時に確実な粉塵除去が可能なことから、接着性の向上で高強度・高耐久性につながります。
超低騒音、低振動、無粉塵にて従来工法の抱える環境対策の課題を解決しました。
その結果、施工中も施設使用を可能にするなど、入居者様、周辺居住者様への環境配慮がなされた最新の穿孔システムです。
また、低振動で穿孔することでタイルの破損、建物構造体損傷等の抑制を可能にします。
さらに、既存タイルを活かして施工することで産業廃棄物の発生も抑制。
地球資源を大切に考えた工法です。穿孔作業中のCO2排出量も従来比、2分の1以下と地球に優しいエコシステムです。
超低騒音、低振動、無粉塵にて従来工法の抱える環境対策の課題を解決しました。
その結果、施工中も施設使用を可能にするなど、入居者様、周辺居住者様への環境配慮がなされた最新の穿孔システムです。
また、低振動で穿孔することでタイルの破損、建物構造体損傷等の抑制を可能にします。
さらに、既存タイルを活かして施工することで産業廃棄物の発生も抑制。
地球資源を大切に考えた工法です。穿孔作業中のCO2排出量も従来比、2分の1以下と地球に優しいエコシステムです。
Features1 確実な粉塵除去[強度・耐久性の向上]
洗浄穿孔機能
MF-1ドリル【ハイブリッド仕様】は、洗浄穿孔に最適な特殊ダイヤモンドビッドを使用し、穿孔作業と同時に孔内部の洗浄を行う機能が搭載されていることから、従来工法の抱える著しく施工品質を低下させる孔内部の空隙粉塵詰まりおよび、孔壁粉塵付着等による接着性低下の問題を解決しました。また、従来工法で必要な清掃工程が不要になります。
孔内部自動洗浄機能
MF-1ドリル【ハイブリッド仕様】は、ドリル内部に工夫が施されており、穿孔完了時、自動的に孔内部洗浄専用の時間が、5秒間設定されたことから旧MF-1ドリルに比べ粉塵除去がさらに確実なものになりました。結果、接着性の向上で高強度・高耐久性につながります。
■穿孔後の孔内部
[ファイバースコープ映像]
孔内部には粉塵詰まりも付着もなく空隙部・骨材が鮮明に見えるほどクリーンな孔内環境が確保できます。
[接着性の向上]
[ファイバースコープ映像]
孔内部には粉塵詰まりも付着もなく空隙部・骨材が鮮明に見えるほどクリーンな孔内環境が確保できます。
[接着性の向上]
【参考】財団法人建材試験センター中央試験所での実証実験
■ハイブリッドクイック工法
穿孔時に粉塵詰まりが発生しないため、0.1mmの空隙部にも樹脂注入が可能であることが実証されました。
■振動ドリル[従来工法]
穿孔時に粉塵詰まりが発生するため、0.7mm以下の空隙部に樹脂注入が不可であることが実証されました。Features2 働く人、住まう人、周りの人、すべての人たちに優しい穿孔システム
改修工事現場から発生する騒音、振動、粉塵は、施設利用者様および入居者様は勿論のこと、周辺環境やそこで働く人たちの健康に悪影響となる可能性があります。
MF-1ドリル[ハイブリッド仕様]は穿孔システムの改良と内蔵モーターの能力アップにより、屋外騒音値で従来機材比で最大18dB(デシベル)減、屋内においても最大31dB(デシベル)減と大幅な低減に成功、振動値においても振動計の測定下限値以下の数値です。
さらに粉塵濃度は、従来機材の1700分の1という値。すべての人々に優しい環境配慮型穿孔システムです。
穿孔機材別騒音比較(JIS Z8731規格)
- 振動測定(JIS Z8735規格)では「HQ工法」が最も低振動であると実証されています。
- 粉塵測定では「HQ工法」は一般の大気中と同等の測定値となりました。
※上記のグラフは、公的試験機関の測定値を基に作成しました。
Features3 CO2排出量は従来機材の2分の1以下
穿孔システムに稼動制御装置を搭載し、省エネを極限まで追求。タイル張替え工法に使用する電動機材との比較では、電力消費量は最大53%低減、従来湿式ドリルにおいても44%低減、大幅な省エネ化を実現しました。さらにCO2排出量は最大53%低減、従来湿式ドリルとの比較においても44%の低減に成功。人に優しい穿孔システムです。
工法機材別CO2排出量比較(単位:g-CO2)
※上記のグラフは、民間試験機関の測定値を基に作成しました。
Features4 ノーズブロック・特殊ダイヤモンドビッド・電動方式で穿孔品質の向上
ドリル先端に搭載した四角い顔の「ノーズブロック」は、穿孔面にしっかり密着し、ドリルビッド先端のブレを防止することで垂直穿孔を容易にし、キレイな穿孔が可能になりました。特殊ダイヤモンドビッドを使用しているため、確実な粉塵除去につながります。
また、冷却水(=孔内洗浄水)供給システムを電動方式に改良することで、一定圧での冷却水供給による孔内部洗浄品質の向上が図れます。さらに、ドリルモーター能力の向上により、穿孔時間が18.4%短縮されました。